人類が作った宇宙船が飛んでいった最も遠いところは、ようやく太陽系のはしっこです。その宇宙船はボイジャー1号といい、地球を飛び立って今までに34年間も飛び続けています!
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天文学者たちは、今までに宇宙にうかぶ銀河のきれいな写真をいっぱい撮(と)ってきましたが、自分たちの住んでいる銀河、つまり天の川銀河の写真はたったの一枚もありません。これは、宇宙飛行士や宇宙船が自分たちの銀河からはなれて、そこでクルッと向きをかえて、自分たち全体の写真を撮るなんていうことができなかったからです。
でも天の川銀河がどのような形か、天文学者たちは良く知っています。それはうず巻きの形をしていて、中心がわずかにふくらんでいます。私たちは天の川銀河の中に住んでいてそれを横から見るので、うず巻きの形ではなく、夜空にかかる細長い帯にしか見えません(お皿をもってそれをはしから見てみると、円い形ではなくうすい帯に見えますね)。
しかし、もしもあなたが別の銀河にいるエイリアンは天の川銀河をどのように見ているんだろうって、とっても知りたいというのならば、天文学者たちには次善の策(じぜんのさく)がもうあるのです。この最新の写真に写っているうず巻き銀河は、天文学者たちが考えている私たちの天の川銀河の形に信じられないほどよくにていて、そっくりさんと言えるものです!
人類が作った宇宙船が飛んでいった最も遠いところは、ようやく太陽系のはしっこです。その宇宙船はボイジャー1号といい、地球を飛び立って今までに34年間も飛び続けています!