この写真の中心にある「カモメの目」という星には、伴星(ばんせい:お連れの星)があります。2つの星はおたがいのまわりを回っているので、連星(れんせい)といい、明るい方を主星(しゅせい)、暗い方を伴星といいます。
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あなたは空を見上げて、雲の形を想像上のいきものになぞらえたことがありますか?天文学者たちも同じようなことをやっています。といっても、星雲という雲で、それは宇宙の遠くにあるものです。星雲は、地球の水蒸気の雲とは異なり、ガスとチリでできています。天文学者たちはこの雲の渦(うず)の中で鳥の頭の形を見つけ、かもめ星雲と名づけました。
ガスやチリは冷たいので、私たちの目に見えるほど明るくかがやくことはありません。天体が熱くなるほど明るくなります。これは他の方法でも確かめられます。しばらく電源を入れた電球にさわってみると、それは非常に熱くなっていることがわかります!その中心にある非常に熱い星にあたためられて赤くかがやいています。この写真では「カモメの目」と見ることができます。この星から出た熱が周囲のガスを温め、目に見えるようにかがやかせます。
写真には、ななめに青くぼんやりしたものがあります。わかりますか?これは、自分で光っているのではなく、若い星に照らされたチリです。星の光が目に見えるようにチリをふき飛ばし、暗い部屋でおもちゃの一部に明かりを向けるのと同じような効果で、明かりがおもちゃからはね返って私たちの目にうつります。
この写真は星雲のごく一部です。写真の雲の中には宇宙の巨大な広がりに翼(つばさ)が広がっていて、飛んでいる鳥のように見えます!こちらをクリックして見てください
この写真の中心にある「カモメの目」という星には、伴星(ばんせい:お連れの星)があります。2つの星はおたがいのまわりを回っているので、連星(れんせい)といい、明るい方を主星(しゅせい)、暗い方を伴星といいます。