ぜひ、あなた自身の目でこの星座を見てみましょう?夜空でみえる星を紹介しているウェブサイトはたくさんあります。1つの例が「プラネタリウム」という以下のサイトです。http://neave.com/planetarium/ で見ることができます。
この記事は、ESOからプレス・リリースに基づきます。
歴史や数学のような、たくさんのほかの科目と違って、科学は本から学ぶ必要はありません。あなたは科学を実際に経験することができます。結局のところ、科学は私たちの身近な世界の研究です。では、宇宙はどのように経験したらいいのでしょうか?そう、科学のすべての分野と同じように、観察すればいいのです。まず、メシエ天体(M7:散開星団)を見てください。この写真の中の星の一群、それは肉眼で簡単に見ることができます。ほとんどの人が知っている星座、さそり座の「針」付近で見つかります。
「ほとんどの人 」といいましたが、星座というものは、まるで秘密諜報員のようで、訪れる国ごとに名前や見た目が変わっていきます。たとえば、インドネシアのジャワの人たちは、さそり座を「傾いているココヤシ」と呼びますし、南アメリカの現住民は、「みずヘビ」の形をした星座の星に見立てます。
しかしながら、さそり座はおそらくこの星座の最も古い名前です。5000年前に存在したシュメール文明で、最初に使われました!
この写真の面白いところは、背景にある黒い筋のような雲は宇宙塵(うちゅうじん:宇宙にただようチリ)です。これはM7を作ったもとになったガス雲の残り物ですが、実際にはまったくそれらの星たちに影響を与えることができないと考えられています。
銀河系は、このグループができた2億年前から、ほとんど1周回りました。この銀河系の動きは、かなりの量の星やダストを、何千年にもわたってかき回したりくっつけたりしていています。
ぜひ、あなた自身の目でこの星座を見てみましょう?夜空でみえる星を紹介しているウェブサイトはたくさんあります。1つの例が「プラネタリウム」という以下のサイトです。http://neave.com/planetarium/ で見ることができます。
この記事は、ESOからプレス・リリースに基づきます。
Kenichiro Takashiba / Friend of Nishi-Harima Astronomical Observatory