たいへん長い間に、ついには各々の白色矮星は、私たちが黒色矮星(こくしょくわいせい:光らない暗い星)といっているもはやまったっく輝かないほど低い温度に冷えてしまうでしょう。
この記事は、ESOからプレス・リリースに基づきます。
チリにある大型望遠鏡VLTを使って、天文学者はすばらしいダイヤモンドの婚約(こんやく)指輪のように見えるこの注目すべきめずらしい写真を撮影しました!
青い泡は、エイベル33として知られている惑星状(わくせいじょう)星雲です。年老いた星が巨大な宇宙の泡の中のガスのその外がわの層を吹き飛ばすときに惑星状星雲はつくられます。
珍しく、エイベル33は宇宙にある完全な円のように見えます。たいていは何かがじゃまをして、不規則な形のもように星雲を作ってしまうので、まったく丸いということが珍しいです。
宇宙のダイヤモンドのように幻想的に見えるのは、星雲の縁に明るい星が重なっているからです。実際には、星は星雲より地球にたいへん近い場所にいます。星はおよそ700光年の距離で、地球と星雲の中間にあります。でも、たまたま星と星雲が一直線に並んでいたおかげで、この幻想的で美しい風景が生まれました。
リングの中心で、あなたはこの惑星状星雲で、いまは白色矮星(はくしょくわいせい:白く光る暗い星)となっている天体をつくった星の残がいを見ることができます。小さい白い真珠のように見える、この星は私たちの太陽よりも十分明るいのですが、周囲のガスの泡を輝かせるにも十分な明るさです。
おもしろいことは、白色矮星がダイヤモンドのようなやがて結晶化する炭素の核を作るということです!
たいへん長い間に、ついには各々の白色矮星は、私たちが黒色矮星(こくしょくわいせい:光らない暗い星)といっているもはやまったっく輝かないほど低い温度に冷えてしまうでしょう。
この記事は、ESOからプレス・リリースに基づきます。
Kenichiro Takashiba / Friend of Nishi-Harima Astronomical Observatory