鳥だ?飛行機だ?いや、スーパー・アースだ!
2012年3月28日

夜空を見上げると、星のすべてが同じように見えます。しかし、それらは実際にはちがった大きさや色なのです。星の色は星の表面の温度によります。あなたがどう考えるにしろ、青い星は赤い星よりもはるかに熱いのです。実際に、赤い星が一番冷たいのです!赤色矮星(せきしょくわいせい)という最も小さな赤い星は、私たちの銀河系の星々では最も一般的なタイプです。

最近、大型望遠鏡を使用して、天文学者のチームは、地球よりそう大きくない岩石でできた惑星が、赤色矮星のまわりにごくふつうにいることを発見しました。私たちより少しだけ大きい惑星は「スーパー・アース」といいます。写真は、イラストレータがえがいた想像上のスーパー・アースの景色です。 

天文学者たちは、天の川銀河の赤色矮星10このうち約4こに、母星から適切な距離にあるスーパー・アースがあり、液体の水がその惑星に存在するだろうと考えています。母星に近すぎると水は沸騰(ふっとう)しますが、遠すぎると凍(こお)ってしまいます。

天の川銀河には約1,600億この赤色矮星があるので、地球よりもそう大きくなく、海を持っている数十億この惑星があるかもしれません。これはそうとうワクワクする発見ですね。そんな惑星は、エイリアンが存在するかも知れません。

知っ得ダネ

私たちの太陽は地球よりおよそ100倍も大きいですが、それは他の星に比べるとまだまだ小さいです - まさに黄色矮星(おうしょくわいせい)といったところですね。

This Space Scoop is based on a Press Release from ESO .
ESO
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