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この記事はESOの提供記事によります。
私たちがさわったり、感じたり、考えたり、測ったり、探したりできるすべてのことが宇宙にあります。それは、惑星だったり、塵(ちり)を含んだ雲だったり、銀河だったり、この写真のような星団だったり、何億個ものすばらしい天体たちです。
私たちにとって幸運にも、この宇宙の宝石は、多くの他のものもそうですが、ちょうど小さな望遠鏡を使って、夜空で見ることができます。でも、信じられないでしょうが、1700年代、ある天文学者にとっては、この宝石は、避けて通りたいものだったのです!
その天文学者シャルル・メシエの生涯(しょうがい)の夢は、有名になることでした。そのために、彼は彗星(すいせい)を発見することにしました。というのも当時は彗星の発見が、ほかの天文学者の印象に残るもっとも簡単な方法だったからです。
残念なことに、シャルル・メシエが望遠鏡でのぞくたびに、すでに知られているぼやっとした天体にしょっちゅう出会いました。そして、これらは彗星ではなかったのですが、夜空で見つけたものでした。そこでシャルル・メシエは、じゃまになるこれらの天体を記録することに決めました。彗星は動いてきますが、動かないぼやっとした天体を見つけるたびに、記録していきました。
作業を終わる頃には、シャルル・メシエは110個の美しい天体のカタログを偶然にもつくりました。ガス星雲や星団、巨大な銀河が含まれていました。おかしなことですが、生涯で13個の彗星を発見したにもかかわらず、シャルル・メシエはこのメシエ・カタログで最も有名になったのです。
この素晴らしい画像は、M47という名前の星団です。この星団は、2、3の目立った赤色巨星と一緒に素晴らしい若い青い星が目立ちますね。
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Kenichiro Takashiba / Friend of Nishi-Harima Astronomical Observatory