最も有名な宇宙カタログのひとつが、メシエ・カタログと呼ばれています。このカタログで110個の美しい天体を発見するため、メシエ・ビンゴ・ゲーム(英語版のみ)をしてみませんか。
この記事はESOからの発表報道によります。
あなたは、ペットを飼ってますか? 何て呼んでいます? もしペットがいないならば、あなたが一匹飼ったと想像してください。それで、そのペットが10匹の赤ちゃんを生んだと想像してください。どんな名前をつけたいですか?そして、それぞれの赤ちゃんが、もう10匹の赤ちゃんを生んだと想像してください。ぜんぶ、どんな名前で呼びましょうか?
こんなことが続くのなら、つける名前がなくなるのも、そう長くはかからないでしょう。夜空で、すべての宇宙の驚きの天体に名前を付けるなんて想像してください。あなたは、果てしない想像力が必要になるでしょう。
宇宙で最も明るい数百の天体については、木星やベラトリックスとかアンドロメダのような伝統的な名前が付けられました。ほとんどのほかの天体は、アルファベットまたは数字の組合せで名前がついています。それは、カタログのコード名のようなつづりとページ番号のようで、まるで買い物のカタログのようです。たとえば、この画像の星団は、パッとしない名前で、IC4651といいます。
この星団はインデックス・カタログで最初に名づけられ、その名前のICは英語の Index Catalogue の頭文字の意味です。つづく数字は、私たちがカタログで見つけるのに便利なものになっています。たとえば、この星団は、インデックス・カタログのリストでは第4651番目の天体でした。名前はあまりワクワクしませんが、何百万もの別の名前をつけようと頭を悩ませるよりは簡単です。
天文学者は、長い間名前や場所と天体の特徴を書き留めていました。最初の宇宙カタログは、バビロニア人によっておよそ4,000年前つくられました。そして、新星カタログは、今日つくられ、まだつくられ続けています。2014年に、天文学者は天の川銀河で、なんと8,400万以上の星のカタログをつくりました。
最も有名な宇宙カタログのひとつが、メシエ・カタログと呼ばれています。このカタログで110個の美しい天体を発見するため、メシエ・ビンゴ・ゲーム(英語版のみ)をしてみませんか。
この記事はESOからの発表報道によります。
kenichiro Takashiba / Friend of Nishi-Harima Astronomical Observatory